+--神坂章都 +--理都 |  ||---------------+ | ローラ +--蛍 | | 羽田健治 | || +-- 恵 ○神坂章都(かみさか あきと)  理都、ほたるの父親。考古学修士、研究者。  魔界魔法COMP速剣。  幼い頃母を、24歳で父を亡くす。大学院を1年で出て23歳の時から世界各地に冒険に出る。28歳で野崎(当時16歳)に出会う。  30の時イギリスで14歳年下の魔女ローラと駆け落ち。しばらく詩藤町で暮らす。1年後理都が、その2年後ほたるが生まれる。その後は何度か2人を妹夫婦に預け冒険に出たりしていた。  44歳(理都12歳、ほたる10歳)の時、冒険に出て死闘に耐えきれずローラと共に死亡。このときは野崎だけが生き残る。 ○神坂ローラ  章都の妻。理都、ほたるの母親。ウィッカ魔界魔法。ダヌー神族の覚醒者。  魔女、ダヌー神族の巫女としてウェールズの田舎で暮らしていたが、何故か16歳の時章都に会いそのまま駆け落ちしてしまう。一族からはかなりの反発があった。  そのまま詩藤町に移り住み、17で理都を、19でほたるを生み、育てる。理都は弓使いに、ほたるは自分の後継者にしようと思っていた(両方どっかで道を踏み外すが)。その後は何度か冒険をしながら詩藤町に暮らす。  30歳で章都や野崎と冒険に出て死亡。 ○羽田健治(はねだけんじ)  理都とほたるの叔父。章都の幼なじみで大学での親友。同い年。卒業後作家になり、大学の講師とあわせてそれなりに裕福な暮らしが出来るまでになる。26で章都の妹の恵と結婚。子供はいない。  章都とローラが旅に出ているときなどよく理都とほたるを預かっていた。  2人が死んだ後は正式に理都とほたるを引き取るが、ほたるはエルマについて単身イギリスに行ってしまい、仕方なく理都と3人で暮らすことになる。両親が冒険で得た莫大な金を預けていったので、理都とほたるの養育費などには全く困っていない。 ○羽田恵  旧姓神坂恵。理都の叔母。章都の4歳下の妹。22歳で大学(英文科)を出た後すぐ、幼なじみの羽田健治と結婚する。 ○エルマ  ローラの魔女時代の親友。ローラより3歳年上で、姉のような存在。ローラが駆け落ちしたときは反対したが、その後理解を示すようになる。章都とローラの葬式の時詩藤町を訪れ、ほたるに会う。ほたるはエルマについてイギリスに行ってしまい、エルマは何とか一族に認めさせ、弟子にする。その5年後病で死亡。ほたるはその後詩藤町に戻る。 ○野崎克治  章都の冒険時のパーティーメンバー。16歳で章都に出会い、高校を中退して共に冒険をするようになる(このときは剛剣槍忍術)。2年後章都はローラと駆け落ちし、その後他のメンバーは入れ替わったが章都ローラ野崎はパーティーを組み続ける。  野崎31歳の時の冒険で全滅しかけ、一人だけ生き残り、章都とローラの遺体を詩藤町に持ち帰る。その後出家し3年間高野山に籠もって修行して、ボディガードとして帰ってくる。 ○理都とほたる  外見はよく似ているが、中身は正反対。理都は努力家で苦労性、運が非常に悪く実力でがんばる。ほたるは能天気で楽天家、突っ走って運で乗り切る。ほたるが突っ走って問題をばらまき、理都がフォローするパターン。人が良くて面倒見がよく、趣味にのめり込みやすく、先走りの気があるのは兄妹共通。 ○理都  小学生の時はいじめられていた時期もあったが乗り越え、高学年〜中学生の時はけっこう人気者。8歳からPCいじってた。物心付いた頃から弓の練習やらされてた。クラス委員長なんかをやらされるケースが多い。  12歳で両親を失い、以後叔父夫婦の元で暮らす。詩藤高校に入学し、弓道部とコンピュータ部に入る。ちなみに弓道部ではレギュラー。コンピュータ部は部長。その後事件に巻き込まれて燐と出会ったのが不幸の始まり。 ○ほたる  10歳で両親を失ったとき、小学4年生のはずだが家を飛び出し、ウィッカの修行にイギリスに行ってしまう。ちなみに英語などしゃべれない。妖精さんを通じて意志疎通には全く困らなかったようだが。  4年間修行し、師匠が病死した後戻ってくる。師匠のエルマが気を利かせて一般教育も施したので、一応年相応の知識くらいはある。が、社会常識にはかなり欠ける。ウィッカとしては天才的だが、母ローラや師エルマの期待をよそにダヌー神族には全く興味を示さず超人一直線。