故事成語/四字熟語徹底攻略

対グレイゴースト戦の故事成語/四字熟語問題。普通の方なら4回間違える前に6回は普通に読めるものが来るでしょうからクリアだけなら何とかなると思いますが、それでは悔しいので(笑)、完答を目指して一覧を作成してみました。

ついでに意味なども書いておいたので、国語の勉強になるかもしれません(笑)

別に国語辞典を作ろうとしているわけではないので、もし故事成語の意味を調べようとしてこのページに来てしまったなら、他を訊ねた方が良いと思います(爆)

追加、間違いなどあったらご連絡ください〜

読み問題

問題  読み意味
愛別離苦あいべつりく愛する人と別れ別れになる苦しみのこと
悪戦苦闘あくせんくとう
暗中模索あんちゅうもさく
唯々諾々いいだくだく人の意見を無批判に受けいれる
意気消沈いきしょうちん
意気投合いきとうごう
異口同音いくどうおん多くの人が同じ意見を言うこと
以心伝心いしんでんしん無言で相手に意見を伝えること
一期一会いちごいちえ相手を一生に一度しか会えないものとして手厚くもてなせ、ということ
一念発起いちねんほっき
一部始終いちぶしじゅう
一網打尽いちもうだじん
一蓮托生いちれんたくしょう行動、運命を共にすること
一気呵成いっきかせい仕事を一気に片づけてしまうこと
一挙両得いっきょりょうとく
一所懸命いっしょけんめいちなみに「一生懸命」は本来は間違い
意馬心猿いばしんえん欲情が自分で抑えられなくなること
威風堂々いふうどうどう
意味深長いみしんちょう表面上の意味の他に隠れた意味が含まれていること
右往左往うおうさおう
右顧左眄うこさべん世間の評判などを気にして意見を決めかねること
雲散霧消うんさんむしょう集団が跡形もなく消え去ること
栄枯盛衰えいこせいすい盛んだったものが衰退に向かうこと
英明闊達えいめいかったつ判断力に優れ、性格も明るくて心が広い
栄耀栄華えいようえいが大きな権力や財力をもちぜいたくざんまいに暮らすこと
円転滑脱えんてんかつだつ相手と衝突せずうまく事を運ぶ様子
横行闊歩おうこうかっぽ秩序を無視して無遠慮に歩く
温故知新おんこちしん昔のことをよく調べることにより、新しいことに対するべき知識を得ること
鎧袖一触がいしゅういっしょく相手を簡単に倒すこと。
快刀乱麻かいとうらんま「〜を断つ」難しい問題を鮮やかに解決する
偕老同穴かいろうどうけつ夫婦が仲良く過ごし、死後も共に葬られること
臥薪嘗胆がしんしょうたん屈辱をはらすべく苦難に耐え抜いてチャンスの到来を待つこと
佳人薄命かじんはくめい美人は早死にするということ
隔靴掻痒かっかそうよう核心の一歩手前で留まってもどかしい様子
画竜点睛がりょうてんせいなくてはならない大切な最後の仕上げ
感慨無量かんがいむりょう
冠婚葬祭かんこんそうさい
勧善懲悪かんぜんちょうあく
喜色満面きしょくまんめん
牛飲馬食ぎゅういんばしょくむちゃくちゃに飲み食いする様子
行住坐臥ぎょうじゅうざがふだんの生活のこと
狂瀾怒涛きょうらんどとう荒れ狂う波
玉石混淆ぎょくせきこんこう良い物と悪い物が入れ混じっていること
毀誉褒貶きよほうへん悪口を言うことと誉めること
空前絶後くうぜんぜつご
君子豹変くんしひょうへん
群雄割拠ぐんゆうかっきょ
鶏鳴狗盗けいめいくとうこそどろなど、小策を弄する者
乾坤一擲けんこんいってき人生を賭けた一か八かの大ばくちを打つこと
行雲流水こううんりゅうすい一つのことにこだわらず成り行きに任せること
荒唐無稽こうとうむけいあるはずのない、ばかばかしいこと
公明正大こうめいせいだい
呉越同舟ごえつどうしゅう敵同士が何らかの事情で一緒にいること
虎視眈々こしたんたん機会を狙って油断無く様子をうかがっていること
五臓六腑ごぞうろっぷちなみに心臓、肝臓、腎臓、肺臓、脾臓、胃、三焦、胆、小腸、大腸、膀胱。胆と肝臓は臓器としては同じで三焦は水分の消化吸収機能のことで対応する臓器はない
孤立無援こりつむえん
五里霧中ごりむちゅう
言語道断ごんごどうだん
才気煥発さいきかんぱつ発言や文章などに特別のきらめきが見られること
才色兼備さいしょくけんび
三寒四温さんかんしおん
自画自賛じがじさん
色即是空しきそくぜくう物質は空しいのものなので執着するべきものではないということ
自給自足じきゅうじそく
自足自給じそくじきゅう
質実剛健しつじつごうけん外見を飾らず、しっかりした様子
疾風迅雷しっぷうじんらい勢いが激しく行動が素早い様子
弱肉強食じゃくにくきょうしょく
主客転倒しゅかくてんとう本来重要なものとそうでないものを取り違えること
取捨選択しゅしゃせんたく
酒池肉林しゅちにくりん
順風満帆じゅんぷうまんぱん
常住坐臥じょうじゅうざが普段の生活。「行住坐臥」が本来正しい
神出鬼没しんしゅつきぼつ
森羅万象しんらばんしょう世の中に存在するすべてのもの
晴耕雨読せいこううどく晴れた日は畑を耕し、雨の日は本を読んで暮らすこと
清廉潔白せいれんけっぱく
切磋琢磨せっさたくま志を同じくする者が互いに競い合って向上を図ること
浅学非才せんがくひさい自分に知識も才能も無いとへりくだる言い方
前代未聞ぜんだいみもん
大器晩成たいきばんせい
泰然自若たいぜんじじゃく落ち着いて物事に動じないこと
大胆不敵だいたんふてき
朝令暮改ちょうれいぼかい法令が次々と改められ、どうしようもないこと
猪突猛進ちょとつもうしん
徹頭徹尾てっとうてつび
天衣無縫てんいむほう(主に芸術が)無駄な痕跡が無く完全であるようす
電光石火でんこうせっか
天真爛漫てんしんらんまん無邪気で憎めないこと
天罰覿面てんばつてきめんうさぴょんバトンで叩かれること(大嘘)
同工異曲どうこういきょく微妙に違うようだが実は大体同じこと
東奔西走とうほんせいそうあちこち忙しく動き回ること
難攻不落なんこうふらく
二律背反にりつはいはん
破邪顕正はじゃけんしょう正しい真理を広めること
八面六臂はちめんろっぴ一人で様々な方面で広く活躍すること
波瀾万丈はらんばんじょう
半信半疑はんしんはんぎ
百花繚乱ひゃっかりょうらん
比翼連理ひよくれんり夫婦、男女の愛情がいつまでも変わらないこと
風光明媚ふうこうめいび
不倶戴天ふぐたいてん
不惜身命ふしゃくしんみょう自分の身体や命などどうなってもいいという決意
粉骨砕身ふんこつさいしん
焚書坑儒ふんしょこうじゅ秦の始皇帝が行った儒教の弾圧のこと
傍若無人ぼうじゃくぶじん
未来永劫みらいえいごう
油断大敵ゆだんたいてき
臨機応変りんきおうへん
老若男女ろうにゃくなんにょ
和洋折衷わようせっちゅう

書き問題

青は藍より出でて藍より青し(あおはあいよりいでてあいよりあおし)
弟子の方が師匠より優れること
衣食足りて礼節を知る(いしょくたりてれいせつをしる)
生活に余裕が出来てはじめて礼儀に心を向けることが出来るということ
燕雀安くんぞ鴻鵠の志を知らんや(えんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらんや)
器の小さな人には大人物の深い考えなどわからないということ
渇すれども盗泉の水を飲まず(かっすれどもとうせんのみずをのまず)
いかに貧しくても不正に手を染めることを避けること
眼光紙背に徹す(がんこうしはいにてっす)
書かれている表面上の意味だけでなく、その裏に潜む隠された意味まで見抜くこと
管鮑の交わり(かんぽうのまじわり)
利害に捕らわれない非常に親しい友人関係
木に縁りて魚を求む(きによりてうおをもとむ)
間違った方法をとっては何にもならないということ
驥尾に付す(きびにふす)
優れた先人のあとを追うことにより事を成し遂げること
九仞の功を一簣に虧く(きゅうじんのこうをいっきにかく)
あとわずかのところで油断して完成を逃すこと
口に漱ぎ流れに枕す(くちにすすぎながれにまくらす)
負け惜しみの強いこと。「石に漱ぎ流れに枕す(いしにくちすすぎながれにまくらす)」では??
鶏口と為るも牛後と為る無かれ(こうこうとなるもぎゅうごとなるなかれ)
大勢力の後ろにつくよりも小勢力でも先頭に立てということ
恒産無ければ恒心無し(こうさんなければこうしんなし)
人生の主義主張を持つためには生涯の職業を持たなければならないということ
狡兔死して走狗烹らる(こうとししてそうくにらる)
役に立つ内はこき使われ、利用価値が無くなると捨てられてしまうこと。「兔」はうさぎの本来の文字。普通は「兎」を用いるけどひっかけ??
虎穴に入らずんば虎子を得ず(こけつにいらずんばこじをえず)
危険を冒さなければ目的は達成できないこと。「虎児」ではないので注意。
胡蝶の夢(こちょうのゆめ)
夢と現実の間が曖昧であること
先ずれば即ち人を制す(さきんずればすなわちひとをせいす)
相手より先に事を行えば、相手に勝つことが出来るということ
三顧の礼(さんこのれい)
目上の人が礼を尽くして優れた人を招くこと
自家薬籠中の物(じかやくろうちゅうのもの)
自分の独自のものとして自由に使いこなせるもの
衆寡敵をせず(しゅうかてきをせず)
少数では多数には勝てないということ
心頭滅却すれば火もまた涼し(しんとうめっきゃくすればひもまたすずし)
集中すれば苦しさも感じなくなるということ
前門の虎、後門の狼(ぜんもんのとら、こうもんのおおかみ)
一つの災いを退けてもまた別の災いがやってくること
千慮の一子(せんりょのいっし)
「千慮の一失」では… 賢者でもたくさんの考えの中には間違ったものもある、ということ
天網恢々疎にして漏らさず(てんもうかいかいそにしてもらさず)
天はどんな悪事も見逃すことはないということ
桃李言わざれども下自ら蹊を成す(とうりいわざれどもしたおのずからけいをなす)
優れた人のもとには何もしなくても人が集まってくるということ
同病、相憐れむ(どうびょう、あいあわれむ)
同じ悩みを持つ者は互いに同情しあうものだということ
涙を揮って馬謖を斬る(なみだをふるってばしょくをきる)
規律を守るためには惜しい者でも処分しなければならないということ
敗軍の将は兵を語らず(はいぐんのしょうはへいをかたらず)
失敗した者はそのことについて意見を述べる資格はないということ
始めは処女の如く、後は脱兎の如し(はじめはしょじょのごとく、あとはだっとのごとし)
最初はおしとやかに振る舞って油断させ、敵の隙をついて一気に襲いかかること
豹は死して皮を留め、人は死して名を留む(ひょうはししてかわをとどめ、ひとはししてなをとどむ)
人は死んだ後には名声を残さなければならないということ
船に刻みて剣を求む(ふねにきざみてけんをもとむ)
時代の流れをわからずに昔の慣行を守り続けることの愚かさのこと
刎頸の交わり(ふんけいのまじわり)
互いに首をはねられてもいいような深い友好関係
水清ければ魚棲まず(みずきよければさかなすまず)
あまりに清廉潔白すぎるとかえってつきあいづらいということ
病膏肓に入る(やまいこうこうにいる)
病気が悪化して治る見込みが無くなること

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